活動日程更新の件

活動日程を更新しました。
このところ、景気循環よりも経済の話をしています。
経済に関しては基本的な理解(中学校や高校レベル)を
前提にして話をしていました。
しかし、忘れてしまっている方が多く、思い出して
もらってから、景気循環などについて話をした方が
理解しやすいことに気がつきました。
そこで、経済の基本的な事を話すことにしました。

もっとも、金融経済はこの1980年代以降大きく変貌しました。
単なる過去の知識を思い出すだけでなく、金融経済に
ついては最新の知識にブラッシュUPできるように心がけて
います。

米国中間選挙の結果について

米国中間選挙は予想通り共和党の完勝に終わりました。
共和党が上下両院で多数派となったことで財政削減圧力が
高まる可能性が出てきました。
緊縮財政にシフトすると、金融緩和効果を打ち消すことになります。
米国も日本同様に政策ミスによるデフレ長期化の目が出てきました。

オバマ大統領の交渉力が非常に重要ですが、これまでの共和党との
交渉の実績を見る限り、うまいとは思えません。
共和党も茶会系が影響力を及ぼすと強固な主張をすると、政治が空転
するかもしれません。

 

9月コアコアCPIは低下

今朝、総務省が9月の消費者物価指数を発表しました。
このところ横ばいだったコアコアCPI前年同月比はついに
-0.1%低下しました。
前月比では0.3%上昇していますが、季節要因を考慮すると
前年同月比での比較が状況を表していると言えます。

やはり消費増税は政策ミスであり、デフレ脱却どころか
デフレ戻り政策でした。早急な景気対策が必要な時ですが、
解散により1か月遅れます。さすがに疑問を感じました。
遅れるほど事態は進行し、国民生活に悪影響が出ます。
そして景気対策規模は遅れる分、膨らむでしまうでしょう。
選挙で800億円必要らしいですが、それを景気対策に
回した方が役立つと思います。