米国商務省が昨日発表した11月鉱工業生産指数にもとづき、在庫循環データを更新しましたのでお知らせいたします。
なお、米国雇用データも新規に追加しました。
日本の在庫循環データ更新しました
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
先週末に発表された日本・鉱工業生産指数にもとづいて下記データを更新しました。
●定点観測の日本・製造業の在庫循環モメンタム
●フォローマップデータの日本の各種在庫循環モメンタム
日本の在庫循環モメンタムは弱含みの横這いです。しかし、
●在庫前年比は2012年4月にピークを打ち、生産調整が進んでいる
●出荷前年比が2012年11月に底打ちした
●在庫循環モメンタムが2010年2月のピークから2年半以上経過している
ことを考慮し、在庫循環モメンタムは強含みに転換すると見ています。
フォローアップデータの米国マネタリベース週次データについても更新しました。
米国マネタリーベースは前年比プラスに入ってきました。まだ金額的には横這いなので
金融市場に新たな資金が出てきていません。QE2の時は、資金が出てくるのを見込んで
先行して相場が上げましたが、今回は上昇していません。「財政の崖」が心理的重しに
なっているというのが理由にされています。
米国耐久財在庫循環データ更新のお知らせ
一昨日発表された米国耐久財の在庫循環モメンタムデータを更新しましたのでお知らせいたします。
11月は上昇しました。横ばいが続いていますが、出荷前年比は下げ止まったようです。
サンデーで被害を受けた車の買い替え需要が発生しており、一時的にかさ上げされた可能性があります。
出荷が再び加速するかは微妙で、ここで財政の崖にぶつかると消費が押し下げられるため、楽観できないでしょう。
米国マネタリーベースと日本マーケットデータ更新のお知らせ
定点データ集の米国マネタリーベース(11月)と日本市場の騰落レシオデータ(12/18)を更新しましたので、お知らせいたします。
●米国のマネタリーベースはようやく前年同月比プラスに入ってきました。さらに今後は
金融緩和強化を決定しました。財政の崖に衝突するダメージを軽減するためと思います。
財政の崖のダメージと金融緩和強化がどのように影響してくるのか要注意です。
●日本市場は過熱状態です。ここでの買いは高値掴みになる可能性があります。
しかし、エネルギーはまだあると思います。相場の最後には、一般の人が参加して
来ますが、まだその状況ではないからです。
欧州経済データと米国マネー関係データ更新のお知らせ
フォローアップ・データ集の欧州経済データと米国マネー関係データを更新しましたので
お知らせいたします。