松井証券の月次がスゴイ

松井証券が月次データを公開しているので、 グラフにしてみました。
12月から垂直上昇状態です。1月もスゴイ事 になっています。
去年の春はちょっと盛り 上がりましたが、今回はその2倍を突破 しました。

松井証券をはじめとするネット証券株が 一気に上昇しているのも納得です。
2Qまでメタメタでしたが、3Qで回復 しました。1月の状況を見ると4Qの スタートは
絶好調でした。ただし、まだ2005年末の水準の半分程度ですが。

今後、相場が本格的な長期上昇トレンドになるのか、 一時的な相場で終わるのかは、
アベノミクス の実体経済に対する効果で決まることになりそうです。

matui201301

騰落レシオのデータを更新しました

東証一部、東証二部、JASDAQ、マザーズの騰落レシオを更新しました。
東証一部の騰落レシオは12月中旬にピークを付け、その後、過熱圏を
推移していましたが、2月初めから急速に下落しました。しかし、まだ
100以上の水準です。
東証二部の騰落レシオは1月中旬にピークを付け、同様に2月初めから
急速に下落しました。こちらもまだ100以上の水準です。
JASDAQ、マザーズは2月初めにピークを付け、その直後から下落
しました。JASDAQも100以上の水準ですが、マザーズは先週末に
100を割り込みました。

NYSEの騰落レシオは2月初めにピークを付け、そこから下落して
います。株価指数はピーク近辺で高止まりしていますが、上昇して
いません。
NASDAQも2月初めにピークを付け、下落しています。
ただし、NYSE、NASDAQとも騰落レシオの水準はまだ高いです。

2月の相場は日米とも調整の途中という感じですね。
1回目の利食いが済んでいない場合はまだやれるところだと思います。
買い戻しには早い気がします。

日本株は過熱圏に入っていない

東証1部、東証2部、Jasdaq、マザーズの騰落レシオを掲載した。
騰落レシオからは、マザーズを除き、日本株は過熱圏には入っていない。
下落が目立つのは東証1部だ。
東証2部、Jasdaq、マザーズはあまり下落していない。特にマザーズは過熱圏に入っている。

これは、機関投資家と海外投資家が中小型株を保有していない影響だと思う。
買い意欲のある個人投資家が機関投資家や海外投資家の売りを避けることができる中小型株を買っていると推測している。
(データは定点観測データ集に掲載)