データ更新のお知らせ

日本製造業の在庫循環モメンタム(定点観測、日本経済)を更新しました。
米国雇用データ(米国経済)を更新しました。

日本製造業の在庫循環モメンタムは11、12月とほぼ横ばいでした。
去年の秋がボトムで強含みつつある感じがします。ただし、勢いは弱く、新政権の政策は
非常に重要であると思います。

米国雇用は民間の回復傾向が進んでいます。失業率が少し上昇しましたが、これは職探しを断念していた人が求職活動を再開し始めたためで、就業者数は増加しています。
一方、政府雇用は減っています。

米国経済データ更新のお知らせ

米国耐久財在庫循環モメンタム(12月)と住宅動向(ケースシラー指数11月、新築住宅販売数12月、中古住宅販売数12月)のデータを更新しました。

耐久財在庫循環モメンタムはわずかに下落です。出荷前年比が下落したせいです。
横ばいを継続中で米国経済の回復は緩慢ですね。
住宅については新築数が下落、中古数は横這い、ケースシラー指数前年比は上昇でした。
ここ数年は12月は停滞する傾向ですが、今年も同じでした。これから持ち直すと見ています。

欧州・米国データ更新のお知らせ

欧州経済データを更新しました。
また、米国住宅価格データ(ケースシラー指数、その他)を追加しました。

ECBはソブリン危機が一段落(長期金利が低下)してからは、金融緩和を続けず、
むしろ、昨秋から 引き締めているようです。ユーロが強いのも納得できます。
しかし、欧州全体の景気循環を表すEU鉱工業生産指数は底を抜け、再下落し
始めています。金融引締める局面とは思えません。
ギリシャとスペイン の失業率は25%を越えて危機的水準に入りつつあり、
南欧は経済恐慌になっているようです。

一方、ケースシラー住宅価格指数前年比は、2012年初めから回復傾向が続いています。
中古住宅販売も回復しつつあります。バブル崩壊の大本である住宅価格の回復は、米国
経済が回復に向かっていることを示しており、欧州とは対照的です。