米国在庫循環モメンタム9月について

11/2に米国商務省が発表した出荷・在庫 データから計算した在庫循環モメンタムは 前年同月比-0.7%で、前月から横ばいだった。横ばいは2011/5から 1年5カ月続いている。

耐久消費財の在庫循環モメンタムは6~8月 まで下落していたが、9月は少し上昇した。前月までの耐久消費財の下落は自動車の需要 が息切れし始めたせいだが、9月は再び上昇 したため、持ち直した。

自動車の出荷前年比プラスは、2010年初から 2年9か月目に入る。そろそろ終わっても 不思議ではない。自動車のピークアウトが引き金になり、在庫循環 モメンタムが下落する可能性がでてきたと思う。
(設備投資がされていないため、大きな落ち込みではないかもしれない)

その可能性を反映して、景気敏感セクター の株価が下落し、ディフェンシブセクター の株価が上昇している。
今後、QE3マネーが入って来るが、 ディフェンシブセクターが選択されると 見ている。
(データはまだ更新していません。もう少しお待ちください)

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