注目の欧州情勢

欧州が注目されています。3つ注目点があります。

①欧州議会選挙
②ECBのQE2
③ウクライナ問題(地政学的リスク)

22日から欧州議会選挙が開始され、反EU派が支持率を
伸ばしています。重要なポイントは、反EU派が会派を形成
できるところまで議席を伸ばすか否かです。
会派を形成できると、委員を出すことができ、委員会で
影響力を持つことになります。
これまではEU統合派が主導権を握っており、緊縮財政
を進めて、財政統合に持っていく方向でしたが、
この流れが変化することになります。
ユーロ統合が深化するのか解体へ転じるのか節目の
選挙かもしれません。

次のECBのQE2ですが、先日、ドラギ総裁がQE2を
示唆する発言をしました。先ごろ、引き締めを終了して
今後の展開が注目されていましたが、本格的な
金融政策が転換するの可能性が出てきました。

ウクライナ大統領選挙が終了し、親欧米派の大統領が
誕生しました。これから新大統領のウクライナと
ロシア、欧州、米国の間で落とし処を探ることに
なります。
ここでのポイントは、欧米の譲歩が大きい場合、
ロシアのプーチン大統領が更に勢力拡大を強める
可能性が出てくる点です。

ドイツのメルケル首相、米国のオバマ大統領が重要な
役割を担っているのですが、プーチン大統領相手に
タフな交渉がやれる政治的手腕があるのでしょうか?

以上のように5,6月は欧州を中心にいろいろ
動きが出てきつつあり、今後の金融市場に大きく
影響を及ぼす事になりそうです。

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