FRB次期議長の話

bloombergがサマーズ元財務長官がFRB次期議長候補を辞退すると
報道しました。オバマ大統領の経済顧問をやっているので、大統領は
指名したかったようですが、与党内でも反対が強く、辞退することに
なったそうです。

これで最有力はイエレン副議長となったようです。彼女はバーナンキ議長
の路線を継承していくはずです。QE縮小、金利上昇を慎重に行って、
ハードランディングは避けると見なされています。

政治がネジレ状態で機能不全にあるため、金融政策への負荷は大きく、
難しいかじ取りが続きます。QE縮小が早すぎるとデフレへ沈み、
遅すぎると、スタグフレーションを招く可能性があります。
QE縮小・低金利解除は誰がやってもリスクは高い気がします。

コメントを残す