エリオット波動に当てはめてみる

エリオット波動では、フィボナッチ数列を
ベースにした
*推進波5波
*修正波3波
によって株価トレンドが構成されていると
考えられています。

現在を調整相場入りと考えると、推進波が
下落、修正波が上昇となります。

推進波(下落)
※期間が長く、下落幅が大きい

第一波:下落1段目(前兆現象的)
第二波:上昇1段目(上値は切り下がる)
第三波:下落2段目(勢いがついて強い)
第四波:上昇2段目(弱く戻りきらない)
第五波:下落3段目(残存エネルギーの放出)

逆行(上昇)
※期間が短く、上昇幅は少ない

第一波:上昇1段目
第二波:押し1段目
第三波:上昇2段目

以上の八波が3セットで下落トレンドが
終了します。
これを現在の相場に当てはめてみると、

●第一波は7月の下落(小さい急落)
●第二波は小康状態での戻り
●第三波は現在の世界同時株安(大幅下落)

と考えられます。この見方が正しければ、
今回の下落は強烈ではあったものの、
もう一回下落が残っている事になります。

●第四波の戻り(上昇)
●第五波の最後の下落

バリュー評価をすると割安になる銘柄が
あります。しかし、第五波があるかも
しれないので、買い余力を十分に残して
おくべきだと考えています。
特に残存している売りエネルギー次第では
第五波は大きくなる可能性がありますから。