日本株騰落レシオ25は反転

東証1部、東証2部、JASDAQ、マザーズとも騰落レシオ25は
ボトムを打って上昇しました。東証1部の新安値銘柄数は
一時的に大幅に増加しましたが、急減しました。
(定点観測ページのグラフを参照) 続きを読む

今年前半の買い戻し処か?

7か月続いた上昇がようやく一服した。
これだけ続いたので、それなりに押し目は大きいはずと考えていたが、
大きい下落となりそうだ。

人から聞いた話だが、過去の事例では20%超の下落が多いそうで、
現状程度ではまだ足りないそうだ。

私も同意見だ。金利の影響分は下げた。残りの分は、為替の影響による
ものではないか。急激な円安進行の反動があるのではないかと思う。

もっとも、QEの実施中は緩和マネーで相場が支えられるため、これで打ち止め
とは考えにくい。 したがって、ここは買い戻し処と考えている。

とは言え、予想が外れることはよくある。
業績評価、企業価値で割高は避ける、分散投資でリスク分散する、
キャッシュポジションを最小限以上維持する
といった資産防衛策は守るべきだと思う。

為替の動きを見て感じた事

このところの為替の動きを見ていて 感じたことがある。それは節目でもみ合いになる
タイミングが月の中旬にあるということだ。

・85円・・・12月中
・90円・・・1月中
・95円・・・2月中、3月中
・100円・・・4月中

なぜ、このような動きになるのだろうか?

(1)月末月初の経済指標によってトレンドが形成される
(2)月中過ぎから次月の経済指標に対する思惑でもみ合う

ということではないかと思う。
もみ合いの期間から、85円と 90円の壁は低かったが、95円、100円と
円安の進展が進むにつれ、壁が高く なっている。

95円は一度抜いてから戻り、再度抜いて行った。100円も同じ動きかもしれない。
中長期の為替は円安と見ている。しかし、5月中の今は、目先、為替が
もみ合い始める時期かもしれない。

そしてそれは株式相場にも影響する 可能性がある。円安メリット銘柄は思惑で
買い上げられている。円の戻りがあれば、下落もあるだろう。

騰落レシオ、新高値銘柄数はピークをつけた。 下落に反応しやすい。
円安メリット銘柄を高値で追いかけるのは少し待とうと思う。