欧州経済データ更新のお知らせ

以下の欧州経済データを更新しましたので、お知らせいたします。

ECBマネタリーベース、信用乗数
各国長期金利(10年国債)
EU圏鉱工業生産指数
各国失業率

BM金額が傾向線近辺まで減少したので、ECBは吸収ペースを緩めました。
しかし、信用乗数はリーマンショック前のレベルに戻っていません。
その分、信用収縮しており、金融正常化したとは言えません。

長期金利は6月に上昇(国債価格は下落)しましたが、水準的には まだ低く、鉱工業生産指数も上昇していることから、小康状態です。マーケットに安心感がある要因です。

しかし、 高い失業率は続いています。 ドイツ以外の各国は経済縮小以上に財政削減、
企業リストラを 進め、その結果、雇用が犠牲になりました。

その勝ち組ドイツですが、中国輸出依存度が高いため、中国リスクが 顕在化するとどうなるか判らず、予断を許さない状況になってきました。

欧州経済データ更新のお知らせ

欧州経済データを更新しました。
●Base Money
●ギリシャ・スペイン・イタリア・ドイツ・フランス等の10年国債金利、
●鉱工業生産指数
各データの先頭にコメントを記載しましたのでご覧ください。