日本国債がマイナス金利へ

日本国債の金利がマイナスという異常事態が発生しています。
12月中旬以降にマイナス化し、年末にはついに4年国債まで
マイナス圏に突入しました。

1年国債・・・・・・・・・・・・・12/17マイナス突入
2年国債、3年国債・・・・・12/18マイナス突入
4年国債・・・・・・・・・・・・・12/29マイナス突入

1/5現在の短中期国債金利は下記のとおりです。

1年国債 -0.017%
2年国債 -0.027%
3年国債 -0.019%
4年国債 -0.005%

日銀が追加QEで今まで以上に国債を買っているため、少ない国債を
取り合っている状況です。

国債金利マイナス化の意味を考えてみましょう。
需要は民間需要と政府需要から構成されています。
日本経済は、長期のデフレが続いた結果、実体経済には縮小圧力が
かかっています。2013年の財政出動で一息つきましたが、今春の
消費増税で消費が落ち込み、再び、縮小圧力が増しています。
民間の資金需要が減少して融資が伸びません。
その結果、金融機関は国債で運用するしかない状況に陥っている
のだと推測しています。
政府需要で需要不足を埋めることが必要な状況だと思います。

ところで、現在の日本経済はコンドラチェフ・サイクルのボトム期に
います。この時期は、次のサイクルの上昇波に乗れる準備を整える
事が非常に重要です。その極めて重要な役割を果たすのが政府だと
考えています。

・老朽化インフラの更新
・次世代産業育成のための研究開発(技術革新)
・次世代育成・支援(子育て、教育)
・新産業向けの新規インフラの整備

これらの仕事を実行するには大きな資金が必要であり、国債を
発行する必要があります。低金利の今はそれが可能です。
政府がこの役割を果たさなければ、日本経済は次の上昇波に乗る
ことができないかもしれません。

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